ときのきねんび展





朝日新聞 6月 5日 朝刊

 朝日新聞の尾張版で紹介された記事を読み、日頃の散歩コース

を少し長めにすれば鑑賞出来ると思って本日足を運んでみました。

 中々見応えのある展示会でゆっくり鑑賞させて頂きました。








一階展示室



1階展示室






櫓時計







         櫓(やぐら)時計、台時計

 機械部は火の見櫓状の台の上に置かれ、台の中に下げられた重錘(じゆうすい)を動力として動く。棒テンブは初め一つ(一挺いっちょう)であったが、

昼夜の一時(いっとき)の長さを調整するためテンブの腕にかけられている分銅の位置を移し変る手問を省くため、昼間用と夜間用のテンブニつを備え、

暮六つ、明六つに自動的に切り替わる機構(二挺テンプ)が考案された。

 時刻表示は針が動くもの、針が上向きに固定され文字板が回るものがあり、また一刻の長短を時刻を記した小片(割駒わり二ま)を動かして間を広げ

たり狭めたりして調整する割駒式文字盤も用いられた。櫓時計と同種のものに四脚の台にのせた台時計、形式としてはいちばん古い掛け時計がある。





大置時計

アンソニア社(アメリカ) 1907年頃



蝶型時計(ヤマハバンド)

ハートH社(名古屋) 1920年頃



逆さ時計

神谷時計製造所(名古屋) 1920年頃



丸型時計(ライオン商標)

 1920年頃



大丸型時計

館本時計製造所(名古屋)



装飾時計

アンソニア社(アメリカ)



丸型時計(旧暦表示付き)

アイデアル時計社(日本) 1930年頃



装飾時計(バイオリン)

ユンハンス社(ドイツ)



丸型時計(カレンダー機能付き)

ウエルチ社(アメリカ) 1880年頃





ウオーターベリー社(アメリカ) 1910年頃


中雲型時計

不明(名古屋) 1897年頃


四角型時計「ペンランド」

ウオーターベリー社(アメリカ) 1900年頃


丸型時計「パリジャン」

アンソニア社(アメリカ) 1900年頃


八角時計

セストーマス社(アメリカ)


宮型時計「フローレンス」

ウオーターベリー社(アメリカ) 1890年頃


八角時計(振子室逆三角形)

日本時計社) 1905年頃


丸型時計(旧暦表示付)

精工舎 1920年頃


装飾時計

不明(オーストラリア) 1870年頃


八角時計

ウオーターベリー社(アメリカ) 1877年頃


ダルマ時計(ダブルカレン)

イングラハム社(アメリカ) 1875年頃





日本各地「時計産業黎明期の逸品」



八角時計(飾鋲付)

吉沼時計社 1892年頃



八角時計(馬印商標)

尾張時計 



八角時計(飾鋲付)

京都時計製造所 1892年頃



ダルマ時計(石原町)

精工舎 1892年頃



八角時計

奈良時計社 1897年頃



金筋八角時計

時盛社 1887年頃



装飾時計

蛎殻町 1887年頃



ダルマ時計

播陽時計社 1889年頃



ダルマ時計

大阪吉沼時計製造所 1890年頃




2階展示室

江戸時代の機械時計(和時計)




江戸時代の機械時計






正午計

江戸後期



和時計(掛け時計)

江戸後期 



櫓時計

江戸後期



台時計

江戸後期



尺時計

江戸後期



香時計

嘉永2年の墨書あり

     尺(しゃく)時計

 細長い箱の上部に機械部が納まり重錘が下

がって機械を動かす。重鍾には指針がつき、箱の

前面に取り付けられた時刻目盛りの上を移動し

て時刻を示す。割駒式、季節ごとに目盛りを変え

た板を取り替える節板式、および1年間の各季節

の時刻目盛りを刻んだ波板式のいずれかの文字

板が用いられている。外国にはみられない独特

の形式の時計で柱に掛けて、用いられる。



旧暦と和時計



旧暦と和時計




中流を意識 華麗な装飾時計



装飾時計






装飾時計

精工舎 1916年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 1910年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 1930年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 1900年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 昭和初期



頭丸時計(カレンダー付き)

アンソニア社(アメリカ) 1900年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 1910年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ)1920年頃



装飾時計

ユンハンス社(ドイツ) 1953年頃



装飾時計

不明(国産) 1910年頃


装飾時計

不明(国産) 1927年頃




150606















inserted by FC2 system