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美濃街道(美濃路)ーその１
宮の宿から名古屋宿
平成２１年０３月３１日（火）
| 美濃街道(美濃路)は東海道宮宿(熱田)と中山道垂井宿間14里余(約57km)を名古屋、
清洲(愛知県清須市)、稲葉(愛知県稲沢市)、萩原(愛知県一宮市)、起(愛知県一宮市)、墨俣(岐阜県墨俣町)、
大垣(岐阜県大垣市)と七つの宿場で結んでいました。
東海道が宮宿より海路七里の渡し、佐屋路は木曽川河口三里の渡しと渡船に頼らねばなりませんでしたが、
美濃路はそれらより二里遠回りになるものの、全行程陸路のため天候に左右される事もなく安全に
スケジュール通りの通行が出来るため多くの旅人が利用しました。
幕府はそのため美濃路を五街道に次ぐ重要脇往還とし、元禄４(1691)年いち早く道中奉行の管理下に置き宿場、
一里塚などを整備。参勤交代の西国大名を始め将軍上洛、朝鮮通信使、琉球王使など多くの貴人も通行しました。
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「ほうろく地蔵」
国道247号線を歩道橋で渡る。国道で分断された道の続きを行く。
右から東海道が来てここで合流する。左手東海道の突き当たりに有るのが「ほうろく地蔵」。
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| 「ほうろく地蔵」 説明板 |
ほうろく地蔵 |
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「道標」
合流点の右手前角に道標と解説板が立っている。ここが東海道と美濃路の追分である。
道標には以下のように彫られている。
東面に 北 さやつしま道
同 みのち
南面に 寛政庚戌年 （注1790年の建立）
西面に 東 江戸かいとう
北 なこやきそ道
北面に 南 京いせ七里の渡し
是より北あつた御本社貮丁道
北に向かって「美濃路」を進む。
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| 「道標」 説明板 |
道標
ここで東海道と分岐 美濃路のスタート地点 |
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「円福寺」
熱田神宮南の歩道橋を上り、国道２４７号を横切った先に、円福寺がある。
その南にある蓬莱茶屋付近に、宮宿の赤本陣や陣屋があったらしいのだが、それらしい表示は見付けられなかった。
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| 円福寺 説明板 |
円福寺 |
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| 道路標識（案内版） |
歩道に埋め込まれた案内図 |
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| 林桐葉宅跡 説明板 |
林桐葉宅跡 |
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| 蔵福寺の銅鐘 説明板 |
蔵福寺 |
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熱田神宮の西側の、国道１９号（伏見通り）を北に進む。
その南にある蓬莱茶屋付近に、宮宿の赤本陣や陣屋があったらしいのだが、それらしい表示は見付けられなかった。
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| 国道１９号線 |
国道１９号線 |
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| 白鳥御陵 |
源頼朝出生地 説明板 |
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| 「右大将頼朝公誕生舊地」 |
誓願寺の山門 |
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| 道路標識（案内版） |
熱田神宮第二神門跡 |
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| 青大悲寺と鉄地蔵 |
青大悲寺 |
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| 熱田神宮第二神門跡 |
佐屋街道の道標
「東 右 なごや 木曽海道」
「西 右 宮海道 左 なこや道」
「南 左 佐屋海道 津しま道」
「北 文政辛巳年 六月 佐屋旅籠屋中」
と刻まれている。 |
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| 真宗大谷派東別院 説明板 |
真宗大谷派東別院（東別院） |
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| 古渡城跡 説明板 |
古渡城址 |
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古渡町の交差点を過ぎたところから斜め右に入って、門前街通り、本町通りへと向かう。
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| 栄国寺 説明板 |
栄国寺 |
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| 国道１９号線から斜め右に・・・ |
三階建ての古い建物 |
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| 切支丹処刑地跡・無縁仏埋葬地 |
切支丹灯籠 |
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| 本願寺派西別院（西別院） |
本願寺派西別院（西別院） |
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| 道路標識（案内版） |
道路標識（案内版） |
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| 総見寺 説明板 |
総見寺 |
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次の大きな交差点が通称100メートル道路の若宮大通で、この上を名古屋高速2号東山線が通っている。
これを歩道橋で渡ると右手先に繁みがあり大きな石の鳥居の若宮八幡がある。
文武天皇（697〜707）の頃に那古野庄今市場に創建、慶長15年（1610）徳川家康が名古屋城築城に際し現在地に移しBR>
尾張名古屋の総鎮守とした。5月の祭りには神輿や山車が出る。
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| 若宮八幡社（案内版） |
若宮八幡社 |
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| 伊勢門水宅跡（案内版） |
伊勢門水宅跡 |
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| 道路標識（案内版） |
道路標識（案内版） |
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| 旧 道路元標（案内版） |
旧 道路元標 |
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「札の辻跡」
広小路通りを過ぎ、さらに北進すると桜通の1本手前、伝馬町通本町の交差点が札の辻跡。
この辺りが昔の名古屋宿の中心地であった。
交差点の東南角には高札場があった。
名古屋宿には、美濃路の本陣も旅籠もなく、継ぎ立ての宿（問屋）としての機能しかなかった。
尾張徳川家のお膝元であることから、本陣やテレビ塔旅籠は作られなかったのだろう。
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| 道路標識（案内版） |
伝馬町通本町の交差点の案内版（札の辻） |
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| 伝馬町通本町の交差点の案内版 |
道路標識（案内版） |
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