>

 

津島上街道(その2)
 新川橋〜勝幡
平成20年02月06日(水)


新川橋を渡り、小公園の前の堤防道路を進み、すぐ右に入る細い道が旧津島街道です。
旧道の面影を残す住宅街を、緩やかにカーブしながら進むと、正面に掘江山長谷院(掘江観音)が見えてくる。


かんしょ かんしょ 長谷院の仁王門

尾張名所図会にも
「本尊十一面観音は大和国長谷寺本尊と同木同作なり」と紹介されている。
五条橋の説明版 四間道(五条橋西、北から南)

長谷院の駐車場脇には「往来安全」と刻まれた道標が建てられている。嘉永7年(1854)の道標で、上部に仏像が浮彫りしてあり、下部に「名古屋通抜」と刻まれている。
長谷院
名古屋通抜
長谷院
往来安全

右へ左へカーブしながら坂を上がり、五条川に架けられている法界門橋を渡る。
 まもなくすると「甚目寺観音東」交差点となり、ここからは車も一方通行となり道幅も狭くなる。 狭い道に入った途端、旧道の面影が感じられる町並みとなる。左手には格子戸のある家が建ち、商店の看板にも懐かしさが感じられる。
 甚目寺町と書かれたアーチを潜ると正面は甚目寺となる。寛永11年(1634)の建築、重要文化財の東門から甚目寺の境内へと入る。

法界門橋 甚目寺町の街並み 甚目寺町の街並み

甚目寺町の街並み 甚目寺町の街並み 甚目寺観音東門
重要文化財

 南大門(仁王門)から甚目寺を出ると2基の道標がある。北側に建てられた道標は指さしで「右つしまみち」「左さ屋まじまみち」となっている。もう一方の南側に建てられた道標は斜めに傾いているが「従是左さや海道」「従是右津しま海道」。
甚目寺観音南大門(仁王門)
重要文化財
「従是左さや海道」 「従是右津しま海道」

「左さ屋まじまみち」 指差しで「右つしまみち」

六角堂 六角堂 三重の塔

三重の塔 甚目寺の門前町 前方に東名阪が見える

 サイクリングロードを過ぎ、暫くすると、標柱が目に入る。木折弘法堂で、その前に「木屋連中」と彫られた馬頭観音がある。
木折弘法堂 木折弘法堂 美和町の街並み

美和町の街並み 美和町の街並み 美和町の街並み

美和町の街並み 美和町の街並み 美和町の街並み

美和町の街並み 美和町の街並み 美和町内の上街道看板

 西尾張中央道を過ぎ、青塚駅、目比川の源佐橋を渡った左側民家の前にに道標が立っ ている。
旧道に建つ蜂須賀弘法の標柱 青塚町 目比川の源佐橋脇の道標
「三宅村牛頭天王道」






















inserted by FC2 system