新川橋を渡り、小公園の前の堤防道路を進み、すぐ右に入る細い道が旧津島街道です。
旧道の面影を残す住宅街を、緩やかにカーブしながら進むと、正面に掘江山長谷院(掘江観音)が見えてくる。
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尾張名所図会にも 「本尊十一面観音は大和国長谷寺本尊と同木同作なり」と紹介されている。 |
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五条橋の説明版 |
四間道(五条橋西、北から南) |
長谷院の駐車場脇には「往来安全」と刻まれた道標が建てられている。嘉永7年(1854)の道標で、上部に仏像が浮彫りしてあり、下部に「名古屋通抜」と刻まれている。 |
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長谷院 名古屋通抜 |
長谷院 往来安全 |
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右へ左へカーブしながら坂を上がり、五条川に架けられている法界門橋を渡る。
まもなくすると「甚目寺観音東」交差点となり、ここからは車も一方通行となり道幅も狭くなる。
狭い道に入った途端、旧道の面影が感じられる町並みとなる。左手には格子戸のある家が建ち、商店の看板にも懐かしさが感じられる。
甚目寺町と書かれたアーチを潜ると正面は甚目寺となる。寛永11年(1634)の建築、重要文化財の東門から甚目寺の境内へと入る。
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甚目寺町の街並み |
甚目寺町の街並み |
甚目寺観音東門 重要文化財 |
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南大門(仁王門)から甚目寺を出ると2基の道標がある。北側に建てられた道標は指さしで「右つしまみち」「左さ屋まじまみち」となっている。もう一方の南側に建てられた道標は斜めに傾いているが「従是左さや海道」「従是右津しま海道」。
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甚目寺観音南大門(仁王門) 重要文化財 |
「従是左さや海道」 |
「従是右津しま海道」 |
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サイクリングロードを過ぎ、暫くすると、標柱が目に入る。木折弘法堂で、その前に「木屋連中」と彫られた馬頭観音がある。
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美和町の街並み |
美和町の街並み |
美和町内の上街道看板 |
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西尾張中央道を過ぎ、青塚駅、目比川の源佐橋を渡った左側民家の前にに道標が立っ ている。
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旧道に建つ蜂須賀弘法の標柱 |
青塚町 |
目比川の源佐橋脇の道標 「三宅村牛頭天王道」 |
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